HOME >> 協会からのお知らせ >> 静岡県建設業協会名誉会長 二宮睦治氏・訃報
静岡県建設業協会名誉会長(現青木建設(株)代表取締役会長、元静岡県建設業協会会長)二宮睦治氏(78歳)は、平成18年11月12日にご逝去されました。
近親者による密葬は11月15日に行われ、また、故人をしのぶ「二宮睦治お別れの会(献花式)」は、12月20日正午から青木建設(株)、(社)静岡県建設業協会、二宮家の合同により静岡市駿河区のホテルセンチュリー静岡で開かれます。
二宮氏は昭和3年神奈川県生まれ、青木建設(株)社長、会長と活躍される一方、業界の発展に尽力され、昭和61年に本県協会長に就任。8期16年間にわたって人材確保・育成、女性・高齢者対策など雇用問題の改善、会員企業の経営の近代化や適正取引の推進、災害崩落土や産業廃棄物の海洋処理などの環境対策に多くの功績を残し、業界の発展に大きく貢献されました。
一方、国土交通省中央建設業審議会委員、厚生労働省労働政策審議会安全衛生分科会委員、県総合計画審議会委員、日経連労働法規特別委員会委員、全国建設業協会評議員・労働委員長、日本港湾空港建設協会連合会副会長、前二本漁協建設協会副会長、日本海上起重技術協会副会長、建設業労働災害防止協会県支部長、建退共県支部長など国、県、団体における各種役職を務めるなど、多方面にわたり活躍するとともに、建設業界の指導的役割を果たしてこられました。
平成11年5月勳4等瑞宝章、昭和58年紺綬褒章、同61年11月黄綬褒章を受章され、昭和59年建設大臣、同60年農林水産大臣、同62年運輸大臣、平成6年労働大臣より大臣表彰を受けられました。
建設産業界が大きな変革期にある中、建設業界を中心となって引張てこられた姿を思い浮かべますと痛恨の極みと言わねばなりません。昭和61年から8期16年にわたり本協会の会長として、会員企業の経営の近代化、雇用問題の改善、適正取引の推進など数々の功績をあげられました。私どもも多くのご指導を受け、またこれからもと願っていた時だけに、そのショックは非常に大きく、大変残念でなりません。名誉会長がよく言われていた「強く、正しく、朗らかに」を合言葉に、会員一同、現在の大変革期を乗り越えるよう、手を携えて頑張ってまいります。心よりご冥福をお祈りいたします。