県建設業協会は、15年度の新たな企画として、静岡県内の建設系専門高校生を対象に資格取得と安全教育を内容とした「静岡県専門高校生サマー体験学習」を、富士宮市にある富士教育訓練センターで実施しました。7月29日から3泊4日の日程で行われた体験学習には、沼津工業高校、静岡工業高校、島田工業高校、静岡農業高校から計20名の生徒が参加し、初日に行われた入校式では、生子会長もかけつけ、参加した生徒たちを激励しました。
　体験学習では、小型移動式クレーン運転技能講習を中心としたカリキュラムに取り組み、女子生徒2名を含む全員が講習修了証を手にしました。
　また、8月29日には、今回参加した高校の先生方が協会本部に集まって意見交換し、「資格を取得することで向上心が育まれ、生徒も研修を有意義に感じていたようだ」と、評価していました。さらに、来年度以降も企画してほしいと、継続実施を望む声があがる一方で、「生徒の進路を決めることが非常に厳しい状況に置かれている。協会が産学連携の窓口になってほしい」という要望が出されました。