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「スキューバダイビング」

漆山隆司(うるしやま・たかし)さん 下田協会、伊藤建設工業(株)(松崎町)

 
漆山隆司さん
 私の趣味「ダイビング」について紹介したいと思います。始めたきっかけは、新婚旅行で沖縄に行ったときに体験ダイビングをしたことでした。
 それまでは、「一度はやってみたいな」程度のダイビングでしたが、潜ってみると、まるで別世界に行ったような感覚で、普段、上から見ている海とまったく違った世界に魅了されてしまいました。
 それからは、妻と2人でライセンスを取得し、沖縄やサイパンなど年に一度程度は、「潜るための旅行」に出かけるようになりました。
 ダイビングは、一年中楽しめるスポーツで、60歳代の人も元気に潜っています。見たいものにもよりますが、伊豆半島のダイビングでは、下田市の神子元で10月から11月ごろに迫力ある「ハンマーヘッドシャーク」を見たことがあります。こちらに引っ越してきてからは、まだ潜っていませんので、仕事をしっかりこなしつつ、今年は積極的に伊豆の海を探検したいと思っています。
サンゴ礁とダイバー
 ダイビングのライセンスについて述べておきますと、まず水深18mまでの制限がある「オープンウォーター」、制限のない「アドバンス」、続いて「レスキュー」、「マスター」、そして「インストラクター」などがあります。
 私は、「アドバンス」の資格を持っていますが、現在は器材の安全性も向上しているので、自分のレベルにあわせて潜れば、決して危険なことはありません。一度だけ、初心者のころにドリフトダイビングという潮の流れが強い上級者向けのコースで、流されてしまったこともありましたが、無理をしなければ安全に楽しめます。
 ダイビングを通じて、魚などの知識が自然に増え、潜るごとに新しい発見があります。また、ダイバー仲間の輪も広がり、情報交換も楽しみの一つです。最近、感動したのは、沖縄県の久米島で体長1b以上はあった「ロウニンアジ(=通称GT)」に会えたことです。みなさんも、魅力あふれる海の世界にチャレンジしてみませんか。
イソギンチャクとクマノミ