今回が4回目となるインターンシップ(現場体験学習)実習は、修善寺工業高校からの要請を受けて、建築科の2年生38名(うち女子生徒1名)を3〜4人ずつの班に分けて、11月20〜21日に実施。今回は初めて沼津工業高校からも土木科の2年生3名を受け入れ、11月13〜14日の2日間行いました。現場では、レベルやトランシット、墨出しなどの簡単な作業や補助業務を体験し、実際の現場に入った生徒たちは、戸惑いながらも真剣に取り組んでいました。実習後のアンケートによれば、「予想より良かった」とする回答は37名中31名で、理由として「現場の雰囲気を感じ取ることができた」「いろいろアドバイスをしてくれてやりやすかった」などの意見が挙がりました。また、「予想より悪かった」とする回答も6名あり、初日の天候がよくなかったことに加え「仕事がなく、雑用ばかりだった」という意見も出ました。
静岡農業高校からのインターンシップ受入れ要請を受けて、9月2日〜5日まで、静岡市清水地区で実施しました。今回の実習は環境系(土木系)の2年生14名で、1〜4人ずつの班に分かれ、会員企業5社に分散して行いました。生徒たちは、レベルやトランシットなどの測量作業や補助業務を体験し、生徒たちは真剣に取り組んでいました。体験後のアンケートによれば、現場監督が生徒に対してやさしく丁寧に対応してくれたこと、働いている人たちの責任感、職場での言葉遣いや挨拶の仕方などの大切さを実感したようです。さらに、構造物が完成するまでには、高度な技術を身につけた大勢の人たちの関わりがあることも学んでくれたと思います。
磐田農業高校の環境土木系2年生23名(うち女子生徒3名)を受入れ、9月9日〜12日まで体験学習を行いました。会員会社9社に2〜3人ずつに分かれ就業体験しました。また、小笠高校からは農業土木科目の2年生12名を会員会社6社が受入れ、11月10日〜14日の5日間にわたって体験学習を実施しました。生徒から寄せられた感想文では「基本である挨拶や休憩と仕事とのけじめなど様々なことを教えていただきました」などと、感謝の言葉が多くつづられ、現場で学んだことを学校や進路、これからの仕事で生かしていきたいと抱負も書かれていました。