「夢築く 建設(わたし)の職場 雇用改善」−。16年度の静岡県建設雇用改善推進大会が11月30日、230人が出席する中、静岡市のクーポール会館で盛大に開かれました。大会では建設雇用改善優良事業所県知事褒賞の授与などに続き、「建設業に働く若者からのメッセージ」「高校生からのメッセージ」「建設マスター受賞者から若者へのメッセージ」と、それぞれの立場から建設業に働く喜び、建設業に対する熱い思いや希望などが語られました。
この大会は、静岡労働局、県、雇用・能力開発機構静岡センターと本協会の主催によるもので、この日の午前中に静岡空港の建設現場を見学した静岡工業高校と静岡農業高校の生徒と学校関係者167人も参加し大会を盛り上げてくれました。
大会の第2部では、「建設業に働く若者からのメッセージ」入賞者の中から、石井組の石川香織さんが「タワークレーンの思い」を、鈴与建設の青木剛さんは「自分の将来像」をテーマに建設人としての夢を語ってくれました。また、「高校生からのメッセージ」では、静岡工業高校土木科3年の北島良美さんら3人と静岡農業高校環境科学科1年の鈴木真さんら4人がインターンシップ体験談や風力発電の研究成果を発表しました。
さらに、静岡西部建設の種石兼雄さんからは「建設マスターからのメッセージ」として、現場を通して建設業の重要性、安全衛生の大切さ伝えてくれました。
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