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6月7日のオープン初日 |
静岡・長野県境に立ちはだかる「青崩峠」・ この峠を境にして遠州側では信州街道、信州側においては秋葉街道と呼ばれて、戦国時代の歴史を秘めた街道である。永禄三年武田信玄が大軍を率いて上洛のおり、遠州を勢力圏とする徳川家康軍との国盗り合戦を交えるのに通ったとされるのもこの峠であった。
県西北端、緑と清流に挟まれた町…「水窪町」…山の幸、川の幸も豊富、自然恵まれたこの町に、地元名産品や旬の野菜、山野草、工芸品などが置かれ、食堂では山菜、ヤマメなど山里ならではの食事を味合うことができる施設「国盗り」が平成15年6月オープンし、信州を訪れる旅人の心を郷愁誘う水車の音が癒(いや)してくれる格好の場所として人気を博している。
近在には、高根城、山住神社、布の滝、青崩峠、塩の道等歴史の伝承・戦国ロマンと名勝にも恵まれており、一度は訪ねてみたい所である。 |