株式会社森下工業 大石 京介
若いころからビートルズや、イーグルスといった洋楽に影響されて、エレキギターを演奏するようになりました。その後、楽器店に勤め、趣味のバンド活動をしながら音響の仕事もするようになりました。
やがて結婚して子供も2人生まれました。職業柄、夜遅くなる毎日が続くため転職し、今では株式会社森下工業でがんばっています。
趣味の楽器いじりやバンド活動でしたが、子供たちが幼稚園のころには、幼稚園のクリスマス会で演奏を依頼され、何度か披露しました。そのうわさが広まった事と、浜松市との合併の件もあり、「来年は企画できるかわからないから」と、各地の小学校や、図書館、などで依頼を受け、演奏活動をしました。
子供たちが小学校高学年になったころ、「あたしらもバンドやってみたい」と言いだしまし、上の子が友達を誘ってバンド活動をすることとなったので、全員のパートを教えてあげました。おやじ達と同じく、図書館や、納涼祭、幼稚園などで演奏活動をしました。しかし、中学生になると勉強もそこそこ忙しくなるし、部活動は強制的に入らされたりで、バンドは自然消滅となりました。
親父バンドの方は、活動を再開し、今では時間があれば集まります。自分が音響の機械や映像カラオケの機械を所有していて、両親が演歌、歌謡曲大好き夫婦な事もあり(と言っても2人とも人前では絶対に歌いませんが)、地元でカラオケ発表会を企画し、地元の文化協会や演歌好きの方々に喜んでいただいています。昨年はその際に、バンドで4曲ほど演奏しました。今年もカラオケ発表会を12月(詳細は未定)に開催します。
藤枝や袋井、浜松市中区などの遠方からも参加してくださる方がたくさんいます。参加者の中にはカラオケ教室の先生などの方が多いため、来場してくださった方々が、「こりゃ~下手な歌謡ショーよりよっぽどえ~わ~」と言ってくださるほどでした。
また、音響の部分では、ある地域の敬老会で佐久間か天竜あたりで活動している、専門の生バンドを依頼して、文化協会等の方々がそれをバックに歌いますが、その音響をまかされ、毎年喜ばれています。
いろいろと活動している間に、中学生が楽器を教えてくれとか、高校生がギターを直してほしいとか、「あんたのやってる事に協力したいで何かあったらゆってくりょ~」と言って下さる方が増えたりと、町内での活動を通じていろいろな方との交流が増えました。
今後も、いろいろな活動を通じて、人生を楽しみたいと思っています。