平井工業株式会社
代表取締役社長 平井敏晃
学生の頃から音楽を聴くのが好きで、四年程前、知人から「篠笛」という楽器を紹介されたのを機に始めましたが、その音色に魅せられて自分自身で吹くことに夢中になろうとは思いもよらないことでした。
▲幻想的な音色を奏でる平井さん |
篠笛とは篠竹で作られた横笛(竹笛)で古来日本に伝わる伝統的な楽器だそうです。姿形は素朴で、構造的にも単純に作られていますので、息の出し方・指運びの巧拙が演奏の出来不出来につながると言われています。
▲愛用の篠笛 |
篠笛に熟練した方が、哀調ある音色を出しながら、邦楽ではなく洋楽を演奏するのを初めて聴いた時の感動は衝撃的でした。楽曲名が「レフト・アローン」であったことを今でも覚えています。
その感動から現在まで、篠笛をマスターしたいという一心で「アヴェ・マリア」「新世界」「マイ・ファニイ・ヴァレンタイン」など色々な曲に挑戦してきました。ボーカル、ピアノ、ベースなど、一緒に演奏する仲間も増えて、音楽談義に花を咲かせたり、時には仲間の前で練習の成果を披露することも楽しみになっています。
篠笛を夢中に吹いている時は、つい仕事も忘れてしまう私です。