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新年、明けましておめでとうございます。 日頃から、当協会の事業運営に多大なご理解・ご協力を賜り、深く感謝申し上げますとともに、厚くお礼申し上げます。 昨年を振り返りますと、7月の九州北部豪雨をはじめ、静岡県内においても10月に上陸した台風21号など全国各地で相次ぎ大規模な自然災害が発生し、その勢いはとどまるところを知らない1年でありました。 南海トラフ巨大地震・津波の発生が懸念される本県にとって、災害に強い県土づくりと防災・減災対策の強化が大きな課題となっている中、建設業は県民の生活と経済活動の基盤であるインフラの安定的な整備、維持管理の担い手であることは勿論のこと、自然災害の最前線で活動する地域の安全・安心の守り手であり、大きな社会的責任と役割が期待される欠くことのできない産業です。 私ども建設業が将来にわたってその責任と役割を果たしていくためには、経営基盤を強化し、経営の安定化を図ることが何より重要であります。 安定的かつ持続的な発展のために、建設企業の「適正な利潤の確保」を謳った改正『品確法』の更なる徹底が必要です。 i-Constructionなどの先端技術を積極的に導入し、建設現場の「生産性向上」を推進すると同時に、建設業を支える次代の「担い手の確保・育成」のため、労働時間・休日・賃金等、労働条件の改善「働き方改革」の取組みを、受発注者が一体となって更に強力に進めていかなければなりません。 静岡県建設業協会は、今年創立70周年を迎えます。 これはひとえに、今日までの長きにわたる会員企業のご尽力はもとより、関係の皆様の変わらぬご指導・ご支援の賜物と、厚く御礼を申し上げます。 明日を担う若者が「夢」と「希望」と「誇り」を持てる産業となる様努めるとともに、良質な社会資本を整備し豊かな県民生活の実現に寄与するため、会員企業をはじめ関係各位と一致団結し"魅力ある建設業"の構築を目指して精一杯役割を果たしてまいります。 会員企業をはじめ関係の皆様には、変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。 平成30年1月 |
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