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年頭所感

協会会長
一般社団法人静岡県建設業協会
会長 石井 源一

新年、明けましておめでとうございます。

日頃から、当協会の事業運営に多大なご理解・ご協力を賜り、深く感謝申し上げますとともに、厚くお礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、6月の大阪府北部地震、7月の西日本を中心とする平成30年7月豪雨災害、全国各地で相次いだ猛暑、また、静岡県内においても10月の台風24号による県内過去最大規模の停電の発生など、例年以上に自然の猛威による災害が頻発した1年でありました。

地域の建設業は、社会・経済活動の基盤となる良質なインフラの安定的な整備・維持管理の担い手であると共に、迅速な災害対応を行うなどの地域の守り手として、大きな社会的責任と役割を果たすべき重要な産業であり、想定される南海トラフ沿いの大規模地震や頻発する集中豪雨災害への対策強化、安全・安心な地域づくりの推進、ひいては静岡県の社会・経済の発展と県民の生活水準の向上を図るため「魅力ある地域づくり」を推進していかなければなりません。

私ども地域の建設業が将来に亘りその責任と役割を果たしていくためには、建設企業の経営の安定化を図ることが何よりも重要であり、そのためには、事業量の安定的かつ持続的な確保と平準化の推進が不可欠です。

また、生産年齢人口が減少する中、これからの建設業を支える次代の担い手の確保・育成のため、i-Constructionの推進や新技術の積極的な導入による建設現場の生産性向上を図ると同時に、職場環境の改善に向けた働き方改革の取組みを、官民一体となって推し進めていかなければなりません。

さて、静岡県建設業協会は、昨年2月創立70周年を迎えました。

これはひとえに、今日までの長きに亘る会員企業のご尽力はもとより、関係の皆様の変わらぬご指導・ご支援の賜物であり、厚く御礼を申し上げます。

地域を支える建設業が着実に発展し、将来に亘ってその社会的役割を果たしていくため、県下10地区建設業協会・会員企業や行政・関係団体の皆様と緊密な連携を図りつつ、事業量の確保、生産性の向上、働き方改革を推進し、何よりも、良質な建設サービスの提供に努めることにより「魅力ある地域建設業」の持続的発展に向けて、精一杯努力してまいります。

会員企業をはじめ関係の皆様には、変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。

平成31年1月

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