INDEX >> 特別企画
特別企画
「未知(みち)」との遭遇
 突然、道幅が狭くなったり、ひどい場合は行き止まりだったりして、やむなくUターンせざるを得ないなど、車を運転している人は、そんな経験があると思います。まさに「未知(みち)」との遭遇です。その原因として、用地取得交渉が困難を極めているとか、さまざまな要因があると思われますが、最近の状況として、公共事業費の縮減から整備計画が費用の面で息切れし、整備に滞りが出ていることも十分考えられます。静岡県の投資的経費の推移と中期見通し(グラフ参照)を見ても、今後、事業費が抑えられることは明らかです。とはいえ、道路は計画どおり整備されることによって、ネットワークの機能が十分に発揮でき、地域住民の生活などに大きく貢献することは、いまさら言うまでもありません。そんな身近な道路の重要性を再考する意味で、身近にある道路の現況を各地区からひろいあげて見ました。
グラフ - 静岡県投資的経費の推移と中期見直し
STOP the 道路事業の事例

■下田協会管内

下田市吉佐美地内で、136号線高規格幹線関連道路整備工事として平成8年度に事業化したが、その後工事がストップし、事業用地は雑草に覆われたままです。

下田市吉佐美地内、136号線高規格幹線関連道路整備工事跡

■富士協会管内

富士市五味島、青葉町地内の本市場大渕線は、延長約1000mが市施工で完成。これより先が行き止まりで、潤井川に架かる橋梁と富士市伝法地内の延長約830mは県施工で整備する計画ですが、用地取得の進展が事業に大きく影響してきます。

富士市五味島、青葉町地内の本市場大渕線

■三島協会管内

県道清水函南停車場線から町立桑村小学校方面へ向かう町道において、東海道本線在来線、新幹線開業時には、まだ山林等も多く道路幅が狭くてもよかったが、近年は住民の増加により利用者が多くなっています。終日片側交互通行の状態。

県道清水函南停車場線から町立桑村小学校方面へ向かう町道

狩野川右岸の県道修善寺・天城湯ヶ島町線での未整備区間。地元の生活道路であり、136号線などの迂回路として利用されることも多いために、常に渋滞する個所です。

狩野川右岸の県道修善寺・天城湯ヶ島町線

■清水協会管内

清水庵原町地内の拡幅予定路線です。しかし、10年ほど前から工事が止まったままです。

清水庵原町地内の拡幅予定路線

■島田協会管内

川根町家山越地地内の(主)藤枝天竜線の拡幅は平成11年度で事業が打切りになった状態。昔から藤枝、川根、森、天竜の交流は頻繁で、まさに生活道路でもある。国道1号、東名がストップすると迂回路を求めて進入してきた車が進めず、混乱を招くこともしばしばです。

川根町家山越地地内の(主)藤枝天竜線

■静岡協会管内

静岡市昭府町地内にあるこの道路は、用地取得が一部でできていないことから、工事がストップしている。また、この付近は静清バイパスの中でも慢性的に渋滞が起こっているところです。

静岡市昭府町地内の道路

静岡市井の宮地内の道路で、用地取得が難航している。実際には見通しも悪く、大変危険です。

静岡市井の宮地内の道路

■天竜協会管内

磐田郡佐久間町佐久間地内の県道水窪羽ヶ庄佐久間線。生活道路として152号線の迂回路として重要でありながら、降雨のたびに災害が発生するおそれのある個所を抱えている。地区によっては災害防除工事を行ったが、平成9年度を最後にストップ。

磐田郡佐久間町佐久間地内、県道水窪羽ヶ庄佐久間線

 

高規格幹線道路網に位置付けられ期待も大きい三遠南信自動車道は、水窪町池島地内で一部開通しているが、佐久間、三ケ日方面と信州方面の工事は中断されたままです。

三遠南信自動車道
▲TOP

INDEX | 次へ進む→