INDEX >> わが街ウオッチ
大井川探訪 川根町、中川根町、本川根町
赤石山脈に源を発し、太平洋に注ぐ大井川の中流域に位置する
川根町、中川根町、本川根町の3町は、面積617.15ku、人口17,000人。
地域の大半が山岳地帯のため、大井川沿岸の限られた急峻な地形に、
山肌にしがみつくように生活を営んでいました。
交通手段が、1本の鉄道と1本の県道(現国道)に限られて、
本川根町で行き止まりだったために、外部からの文化の侵略が遅く、
地域独特の文化が今も3町でそれぞれ違った形で残っています。
SLを乗り継いで、山間の温泉につかりながら、
のんびりと各地を散策してみるのも一考かと思います。
3町に地域独特の文化残る
川 根 町
●人口:6,800人●面積:120.48ku●特色:温暖な気候で山、川と自然豊かな町です。観光のポイントは、大井川の鵜山七曲と野守の池があります。4月には桜祭が開催され、花見客で賑います。「あふれる緑と限りなき創造のまち」を将来像にして、たくましく豊かな人づくりを進めています。
中 川 根 町
●人口:6,700人●面積:121.37ku●特色:大井川中流域に位置し、清流豊かな自然と緑に恵まれています。全国的に名高い「川根茶」の産地です。また、恵まれた自然を活用した観光開発にも取り組んでいます。「水と緑に恵まれた豊かな生活のできる町」を目指しています。
本 川 根 町
●人口:3,400人●面積:375.30ku●特色:大井川の上流にあり南アルプスに連なる山懐で自然が息づく出湯の里。美女づくりの湯、若返りの湯、リフレッシュの湯の三つの温泉。渓谷を走る日本唯一のアプト式鉄道と自然を生かし共存する「豊に拓く森林のふるさと」づくりを目指しています。
笹間神楽 この姿は、古い伝統の中にもどこかユーモアさえ感じさせます。



桜トンネル 川根町は桜の名所としても有名。家山の玄関口である桜トンネル、京都の名妓野守太夫と夢窓国師の悲恋を伝える野守の池湖畔など、春の訪れと同時に桜が咲きます。
徳山の盆踊・鹿ん舞 数百年前、この地に逃れた平家の落人が京をしのんで歌舞にしたもの。鹿ん舞とヒーヤイ踊り、狂言とで構成された素朴な郷土芸能(国指定重要無形民俗文化財)。
ウッドハウスおろくぼ 中川根町のいちばん新しいレジャースポットがここ。木をぜいたくにふんだんに使ったおしゃれなウッドハウスです。
梅津神楽 500年の伝統を今に受け継ぐ神楽です。優雅な和楽器の調べにのって三宝の舞、天女の舞い、鬼の舞など古式豊かな舞が奉納されます。

夢の吊り橋(寸又峡温泉) 大井川水系独特のエメラルドグリーンに染まった水面上に渡された90mの吊り橋は、ちょっぴりスリルがあります。
▲TOP

←前へ戻る | INDEX | 次へ進む→