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私が、メジャーリーグに興味を持ったのは、野茂がメジャーに行く以前の1993年からで、たびたびメジャーリーグ観戦のためにアメリカを訪れています。
メジャーリーグ観戦は、試合や選手を見る他にボール・パーク(アメリカでは野球場のことをボール・パークと呼ぶ)を見るのが楽しみです。はじめのうちは、あのチームの試合が見たい、あの選手を見たいという思いでしたが、いつの間にかボール・パークを見るのが最大の楽しみになっていました。
かつては多目的に使える収容人員6万人位の人工芝のフットボール共用の球場が流行っていましたが、近年のアメリカでは、収容人員を4万〜5万人に抑えて天然芝のレンガ造りのクラシックスタイルの野球専用球場が流行になっています。1992年にオリオールズが古き良き時代を感じさせるクラシックスタイルの新球場をオープンし、観客動員に成功してから各チームの新球場建設ラッシュが続き、最近では、天然芝の開閉式屋根の球場も増えています。
1993年に訪れたトロントのスカイドームをかわきりにメジャー全30チームのうち17の球場で観戦しました。球場の外側のみ見学したものや、ボール・パークツアーで訪れた所が5箇所、マイナーリーグの球場で観戦したのが1箇所になります。
なかでも、気に入っている球場はシカゴ・カブスの本拠地のリグレー・フィールドとボルティモア・オリオールズの本拠地のオリオールパーク・アット・カムデンヤーズです。リグレー・フィールドはデイゲームが多く開催され、外野フェンスに蔦がからまっている球場です。また、外野席の後方のアパートの屋上には特設席が設けてありそこからの観戦もできるようになっています。カムデンヤーズはライトスタンド後方にレンガ造りの倉庫があり、センター後方にはダウンタウンの景色が見えるように設計されています。通常、球場内の食べ物は「高くてまずい」ところが多いのですが、この球場の炭火で焼いたスペアリブはおいしいです。まだまだ、行ってみたい球場があるのですが、まとまった休みがとりにくいので、思うように行けないのが現状です。 |
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