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はるかな「歴史と未来」を情報が結ぶ
21世紀への情報発信タウン
 

来年4月オープン

 新しく橋上駅に生まれ変わったJR磐田駅の北口におりると、タワークレーンが空に突き出しているのが眼に飛び込んできます。いまはまだシートに覆われて、その全容が見られませんが、周囲からは際立って大きなビル・磐田駅北37街区市街地再開発ビルの建築現場です。
 駅からまっすぐ北に伸びる県道磐田天竜線、地元ではジュビロードと呼んで、沿道は商店街であり、磐田市の中心市街地の一つでもあります。しかし、磐田市でも郊外型店舗に押され、中心市街地の地盤沈下がいわれています。この地区を、市民の交流の場、生活拠点の場、にぎわいのある街に再生しよう、その起爆剤に、と計画されたのがこの再開発ビルです。
 磐田市はサッカーJリーグのジュビロ磐田のホームタウンでもありますが、それだけでは街の付加価値は上がりません。遊びやレジャー、文化やショッピングなどといった要素も必要です。この再開発ビルはそういった「街に行こう」という気持ちをおこさせるような仕掛けのひとつでもあります。
 再開発ビルの規模は地上14階地下1階建て約17,000平方メートル、軒高44.5メートル、大きく低層の西棟と高層の東棟で構成されています。西棟は商業施設で店舗、スポーツ交流館や市民ギャラリーといった公益施設、教育関連施設が入り、東棟は都市型の分譲マンションで既に完売済みになっているということです。
 10月中旬で工事は12階の躯体まで進み、もうすぐ最上階が立ち上がります。オープンは来年4月ですが、サッカーJリーグのジュビロ磐田のホームタウンに新しい「街の魅力」が生まれます。



建設が進む再開発ビル




再開発ビルの位置図

■開発のコンセプト

 はるか天平時代のむかしから受け継がれている歴史をはるか21世紀の未来へ受け継ぐランドマークスクエア
・街なかの情報発信基地として多様な人々が行き交う“まち”
・くつろぎに自然と人が集まる“まち”
・都市生活拠点として新たな歴史をきざむ“まち”

■事業の概要

・事業名 磐田駅北37街区第一種市街地再開発事業
・施行者 磐田駅北37街区市街地再開発組合(青島公悦理事長 磐田市中泉399−6)
・施行地 磐田市中泉字東町の一部
・地区面積 約4,700u
・権利者数 16名(土地所有者のみ)
・総事業費 約42億円

■建築の概要

・敷地面積 約3,200u
・建築面積 約2,550u
・構造と規模 鉄骨鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建延べ約16,750u
・高さ 44.5m
・設計 ラウム計画設計研究所(東京都千代田区)
・施工 木内建設(静岡市)

■建物の用途

・1〜2階 コンビニエンスストア、惣菜、飲食店、クリニック
・3階 磐田市の公益施設(スポーツ交流館、子供支援センター、市民ギャラリー)
・4階 静岡産業大学の教育関連施設、外国語スクール、各企業の事務所
・6〜14階 分譲マンション56戸
・駐車場 150台収容

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