INDEX >> KENKYO・NEWS
英知を結集、新たな気概で行動
◆方 針
 依然として混迷を深める日本経済は、上昇の兆しさえ見られない深刻なデフレスパイラル状態に陥っている。現下においても、景気は足踏み状態を続けており、公共投資、住宅投資は共に減少傾向にある。失業率も戦後最悪に近い状態となっており回復の兆しも見られない。
 また、財政状況も、国債費等の増大により国・地方合わせて長期債務残高が約660兆円にも達する厳しい状況に陥ってることから、景気回復を優先した積極的な財政運営に歯止めがかかる状況となっている。
 さらに、不良債権処理問題等持続的成長への基盤が脆弱なことから、平成15年度の経済成長率は、14年度の0.7%の低位成長から平成13年度並の弱含みないし後退基調になるのではないかと憂慮されている。
 政府が、現下のデフレ不況脱却のため、昨年10月に総合デフレ対策を定め、日本経済再生に向け、民需主導の自立的経済成長の実現を目指して金融システムの安定を図り、不良債権処理、競争的経済システムの構築、財政赤字縮減の行財政構造改革を推進されることに対し、我々としても大きな期待を寄せるものである。
 こうした社会経済情勢を背景として、国は平成14年度補正予算及び15年度予算案を策定した。
 平成15年度予算案は、昨年以上の緊縮型予算となっており、建設業界が大きな期待を寄せていた公共投資関係費総額は、約8兆9,000億円と対前年度よりおよそ3,400億円減額し、概算要求時点で予定されていた3%の減少率が3.7%に増えて、更に厳しい状況となっている。
 平成14年度補正予算と一体となった15カ月予算による切れ目のない財政出動と効率的な執行を図ることを期待したい。また、県においても財政再建計画4年目を迎え、県税収入見込みもマイナス140億円が見込まれる厳しい状況にあるなかで、「富国有徳の未来に挑戦する、目的指向型の戦略予算」を基本理念とする総額約1兆6,414億円の平成15年度予算を成立し、対前年比3.8%増という景気対策への配慮が確認される内容になっている。この上は切れ目ない事業執行をはかり、景気回復の足掛りとなることを期待したい。
 今後、構造改革の進展に伴い、経済社会は大きく変貌していくと思われる。政府は「企業・産業再生に関する基本指針」を定め、国家的課題である過剰債務問題等の早期解決や金融再生と相俟って産業再編を促進する基本方針を示した。この指針は、今後の建設行政のスタンスを明示する重要な意味を持つものである。建設業界を取り巻く環境も、社会資本整備額の縮減など厳しさを増す状況下にあり、建設市場は供給過剰状態となってダンピング紛いの安値受注が横行し、建設業の適正な取引を阻害する状況となっている。そのため、市場規律重視に基づく競争の激化、経営者の意識変革、経営方針の転換等経営基盤の強化が求められる。
 県協会は地区協会と一体となって、この厳しい状況が進む市場構造変化に対処するとともに、ダンピング問題、入札契約制度の改正・経審問題や不良・不適格業者の排除、また雇用問題への対応を今年度も積極的に行っていく。
 一方、建設業は基幹産業であり、地域住民からその社会的役割を期待されていることから、本格的少子高齢化社会の到来に備えた社会資本の整備、また、防災や災害復旧など地域の安全確保への諸事業に積極的に取り組まなければならないと考えている。
 「地方の時代」とは、「新しい価値を生み出す力、積極的な自己主張・情報発信を必要とする時代」といわれている。
 協会としても、地域づくりを政治や行政のみに委ねるのではなく安全で豊かな生活を目指した住宅・社会資本整備に対する大きな役割と責任をもつ担い手として、会員企業一体となり、英知を結集し、新たな気概をもって、積極的に参加し行動することとする。
◆重点事項
 平成15年度の具体的な事業としては、第一に、健全経営を目指して経営の合理化等に務め、経営と技術に優れた企業として市場競争力を強化促進している企業が、適正な評価を得られるよう公正かつ合理的な制度が創設されるよう関係機関に働きかけていく。また、不良・不適格業者の排除問題、入札契約制度の見直し、ダンピング対策、コスト管理の徹底や新分野進出などの経営革新推進、下請・雇用セーフティネットの充実、更に業界における自主的な秩序の保持と倫理の確立により地域から理解と信頼をされる建設業をめざし、関係法令等を遵守し、適正取引の一層の推進を図るなど関係機関と連係を図りながら真摯に取り組んでいく。
 第二に、21世紀の繁栄のかぎを握るIT化は、今後の建設産業に大きな変革をもたらすものと考えられるが、とりわけ行政機関によりその実施が本格化する電子入札等CALS/ECへの対応、また、財政構造改革によって公共投資規模が大幅に削減され企業・産業再生に関する基本方針の実施、更に減損会計が2005年度から導入されることなど、外的要因によって経営改善、経営の近代化等を図ることが求められていることから、それらに対応した諸事業を実施していく。
 第三に、建設業が基幹産業として、若者や女性に夢を与え、生涯を託せる産業とし発展を遂げるためには、優秀な人材を確保・育成していくことが益々重要になってきていることから、新入社員研修の充実、小・中・高校生を対象とした現場見学会やサマーセミナーの開催、資格取得や技術向上に係る講習会の実施、技術者制度の改善、労働環境の整備等これら雇用・労働対策を協会の最重要課題として位置付け積極的に事業の展開を図る。
 第四に、現在の厳しい社会情勢に対応し、21世紀も建設業が基幹産業としての役割を担っていくためには、建設業界が、自ら変化していかなければならない。したがって、地域に密着し住民の防災・災害復旧に対する期待に応え、地域の振興を担う創造力と活力ある産業を目指し、更なる発展をするため、生産性の向上、安全性の確保、環境の保全等の課題に的確に対応し、技術と経営に優れた会員企業への条件整備のための諸事業を展開する。
◆事 業
1. 会議等

(1) 総会・理事会・評議員会
平成15年5月、平成16年3月年2回
臨時会は、必要の都度
(2) 監事会
平成15年5月
臨時会は必要の都度
(3) 正副会長会議
年12回
臨時会は必要の都度
(4) 常任理事会
年12回
臨時会は必要の都度
(5) 全国建設業協会関係会議
全国会長会議、評議員会議、専門委員会議、専務理事会議
(6) 東海4県ブロック会議等
当番県 静岡県 平成15年10月8日
中部地方整備局長との地域懇談会 年2回程度
(7) その他会議
事務局長会議 年12回程度
国、県と常任理事との意見交換会 年4回程度

2.  総務委員会(生活安全協議会関係を含む)

(1) 総務部会
関係機関との意見交換会
建設業経理事務士特別研修、準備講習会、試験実施
経営研修、新入社員研修、実業高校生サマー体験学習、職員研修の実施
総会、常任理事会、ブロツク会議等の企画、調整、開催
委員会合同会議の開催
表彰・褒章・懲罰関係事務
規則・規定等の制定・改廃
予算案・決算案の調整、監査の実施
(2) 適正取引等推進部会(生活安全協議会関係を含む)
部会・生活安全協議会の開催
入札契約制度に係る調査研究
 ・ 不良・不適格業者の排除
 ・ 適正取引に係る調査研究、研修の実施
 ・ 地域安全活動の推進

3. 企画青年委員会

 ・ 建設業の構造改革に関する調査研究
 ・ 関係機関との意見交換会
 ・ 若手経営者育成に係る事業の実施
 ・ PFIに係る調査研究
 ・ 建設業関係諸制度・税制の調査研究

4. 情報・IT対策委員会

(1) IT対策部会
コネットシステムの管理運営
会員企業への建設CALS/EC導入支援
会員企業のIT化推進支援
情報化に係る研修、講習会
(2) 広報部会
協会HPの管理運営及び調査研究
建設業イメージアップ活動の推進
協会広報のあり方調査研究
各種イベントの開催及び調査研究

5. 労務委員会

 ・ 若年建設従事者入職促進会議の開催
 ・ 雇用改善推進に係る各種事業の実施(推進委員会・大会・研修講習会開催等)
 ・ 女性・高齢者対策
 ・ 雇用・セーフティネットの運営
 ・ 人材確保・育成対策事業の推進
 ・ 労働条件等の調査研究

6. 土木・建築委員会

(1) 土木部会
国・県等との技術懇談会の開催
施工管理の適正化に係る調査研究
建設技能教育・訓練・検定・資格取得推進
資材・労務費に係る調査研究
親子見学会開催
VE/PFI等新たな発注方式の調査研究
協会賞の審査
施工管理の電子化への対応
(2) 建築部会
国・県等との技術懇談会の開催
施工管理の適正化に係る調査研究
建設技能教育・訓練・検定・資格取得の推進
資材・労務費に係る調査研究
VE/PFI等新たな発注方式の調査研究
協会賞の審査
施工管理の電子化への対応
都市景観賞等への協力

7. 環境・災害対策委員会

(1) 環境関係
建設発生土対策
建設産業廃棄物対策
リサイクル事業・環境ビジネスに係る調査研究
自然環境の保全に係る調査研究
(2) 災害関係
災害時におけるガレキ対策の調査研究
国・県・市町村・山梨県等との災害時における支援協定の締結
静岡県・神奈川県建設業協会連絡協議会の運営
その他災害に係る調査研究

8. その他


関係機関、諸団体との連絡協調、防犯意識の高揚、交通安全意識の推進、福祉事業等県協会の目的達成のための諸事業への参加等も積極的に行っていく。
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 第19回の「静岡県建設業協会賞」の入賞作品は土木部門、建築部門とも6作品ずつが受賞した。最優秀賞は、土木部門が中村建設(株)が施工した「東名高速道路富士川サービスエリア(下り線)改良工事」、建築部門が(株)林工組が施工した「平成13年度福田町立図書館建設工事」だった。
第19回協会賞に寄せて
創意工夫、あらゆる面で独創性

静岡県土木部長  櫻井 克信
 静岡県建設業協会の皆様におかれましては、日頃より本県の土木行政の推進に多大なご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 今年で19回目となります静岡県建設業協会賞に応募された土木部門13件、建築部門10件の作品は、いずれも各工事に携わられた関係者の皆様方の創意工夫が感じられ、年を追うごとにその内容は向上しております。
 なかでも、今回受賞された作品は、施工環境や工期等限られた条件のなかで、施工管理、安全管理等のお手本となり、新技術・新工法の積極的な活用や、周辺環境への配慮などあらゆる面で独創性が感じられ、関係機関や地元の人々からの評価も高く、発注者としても非常に心強く感ずるものであり、担当された技術者の皆様のご苦労にあらためて敬意を表するものであります。
 県土木部では、公共事業に対する県民の厳しい視線が向けられているなか、計画から維持管理など公共事業の実施のなかで、県民の皆様との合意形成の拡充や協働事業の推進を図るとともに、VE提案等の導入による民間技術の活用、CALS/ECの推進等に取組み、様々な県民ニーズを公共事業に適正に反映し、事業の効率化、透明性の向上に努めているところであります。
 県民から信頼される社会資本整備を推進するためには、県民の方々の理解や協働はもとより、民間技術者との連携が非常に重要であることから、皆様方のより一層のご支援をお願いする次第であります。
 結びに、貴協会の益々のご発展と、会員の皆様の御健勝、御活躍をお祈り申し上げます。
建築部門講評
発注者の希望に真摯に応える

審査委員長  山梨 清松  (社)静岡県建築士会相談役
 第19回(社)静岡県建設業協会賞建築部門の応募作品は、民間施設4、公共施設6である。賞は原則として、最優秀賞1、優秀賞2、優良賞3の計6作品と定められている。今回は審査の最終段階で原則通りの受賞となった。審査は公平性と内容の差も勘案し、先ず提出された関係図書(カラー写真含む)の審査で、現地審査対象となる作品を選び、それを2日間にわたって現地審査を行い、各社現場担当者より施工についての課題、工程の工夫や反省等を聞き、質問もし、且つ内・外部を詳らかに見て廻っての採点表を事務局に提出し、それを建築部門の審査員会議の公平且つ厳格な討議を経て順位を定め、更に14名より成る審査員全体会議に諮り受賞者を決定した。なお審査員は、国・県・民間の経験豊かな方々によって構成されている。受賞作品は、いずれもが発注者の希望に真摯に取組み、良い建築物に完成して発注者に引渡している事を高く評価したい。以下各審査員の評価を含め講評とします。
■ 先ず最優秀賞の林工・神田建設共同企業体施工による「福田町立図書館建設工事」は、主体構造が鉄骨造で壁体が鉄筋コンクリート造且つ屋根は曲面の大スパンで各所の梁丈を変えなければならない難しい精度と納まりの施工には尋常でない苦労が多かったと思われる。出来上がりも良く、優秀な建築物である。
■ 優秀賞の石井・井出徳特定建設工事共同企業体施工による「(仮称)富士総合福祉センター新築主体工事」は、施工計画を詳細に立案し、且つ各部門毎に実施可能な適切なスローガンをわかり易く掲げ、全作業員が実践され、精度の高い均一されたレベルの高い作品となり両社の技術力を結集した施工を感じさせる優れた出来映えとなっている。
■ 優秀賞の加藤・川村特定建設工事共同企業体施工による「沼津市立高尾園建築主体工事」は、資材搬入も狭い道路しか無く、既存施設を利用しながらの工事と平面的にはエキスパンションが無い打放し部分が多く、屋根とパラペットとの取り合いの難しさに加え、勾配屋根のコンクリート打設に形鋼を利用し、打設を容易にすると共に定規として施工する等の工夫をしている。良い建築物である。
■ 優良賞の平井工業(株)施工による「大井川福祉センター建設工事(建築主体工事)」は、複雑な平面計画や外観の壁面の出入りから施工の難しい構造となっているが、広い床面積を3工区に分割し、土工事の土の流用、鉄骨建方重機の小型化、型枠の転用と少人数化、工期の短縮化を検討している事は、VE的発想で好感が持てる。出来映えも良い建築物である。
■ 優良賞の(株)石井組施工による「坂口屋駿河の湯新築工事」は、東名高速道路沼津I.C.料金所近くの2方傾斜路沿いに長く立地している温泉施設で、多くの見直変更のVEを含めて熱心な施工努力は注文主の信頼を高め、安全・品質・工程管理に充分配慮し、且つ水廻りには難題の多い施設を良い建築物に完成している。
■優良賞の須山建設(株)施工による「風の館新築工事」は、住宅地で且つ狭い道路の交差点に建ち、杭打・躯体工事を周辺環境に配慮しつつ、施工計画で重点項目を設定し、細心の注意を払いながら施工を進めている。鉄筋コンクリート造外壁に外断熱としての鉄筋胴縁にラスモルタル塗、白漆喰仕上げの外壁は美しく目立ちいつまでも美しくあってほしい建築物である。
土木部門講評
最優秀賞 全体工程を主体的に調整

審査副委員長 中島 英輔  (社)日本建設機械化協会
 施工技術総合研究所長
   
 第19回の土木部門は13作品の応募がありました。
 審査にあたっては、審査委員が現場担当技術者から施工方法、安全管理、創意工夫等についてヒヤリングを行い、最優秀賞は1作品、優秀賞は3作品、優良賞は2作品を選定しました。
 最優秀賞の中村建設(株)の富士川サービスエリア改良工事は、既存の富士川サービスエリアを「新装下り線サービスエリア」として整備する工事である。供用中のサービスエリアとしての機能を保持しながら、一般利用者の安全確保はもとより、他の休憩設備の新築・改良等多くの工事が輻輳する中でそれらの全体工程管理を主体的に調整し、無事故でしかも工事費の削減にも工夫をしながら工事を完成。
 優秀賞、(株)中村組の天竜川橋耐震補強工事は、橋脚20基のRC巻立てによる橋脚補強工事並びに流石に対する橋脚防護工等である。既設構造物へのフーティングアンカーの掘削など多くの工種に工夫と提案を行い、品質の確保、工期の短縮及び工事費の削減に大きな成果。
 鈴与・永井特定建設企業体の袋井浄化センター建設工事は、標準活性汚泥方式の水処理施設の建設工事で、主な工種は杭基礎工、鉄筋コンクリート造りの本体工等である。マスコンクリートのひび割れ対策、工事中の安全対策、VE提案によるコスト縮減など工事全般にわたる綿密な対応と努力が好評。
 土屋建設(株)の一級河川来光川稲妻堰及び樋管改築工事は河川拡幅にともなう旧堰及び樋管の撤去並びに新たな可動堰、樋管および護岸を設置する工事である。狭い作業現場、段取り替えの困難さが感じられる中で、資機材搬入のための工夫、関係住民、発注者との綿密な打ち合わせと調整などにより、無事故で工期内に完成。
 優良賞の(株)橋本組の静清管内歩道整備工事は一般国道1号静岡駅周辺の歩道整備工事と一般国道52号の情報BOXの増設工事である。交通量の多い幹線道路での交通渋滞対策と情報BOX埋設のための掘削に機械掘削を導入して大幅に工期を短縮、しかも無事故・無災害で竣工。
 五光建設(株)の安倍川福田ケ谷下護岸災害復旧工事は玉石を用いたプレキャストコンクリート張護岸工事である。ふとん篭の施工において現地産の玉石を活用など景観への配慮のほか、イメージアップ作戦などが好評。
最優秀賞
東名高速道路富士川サービスエリア(下り線)改良工事
・施 工 者 中村建設(株)
・工事場所 富士川町岩渕
・工事概要 切盛土量・43,600㎥ 舗装工・22,730u インターロッキング舗装・1,044u
・現場代理人/鈴木 正 監理技術者/関 尚彦
・発 注 者 日本道路公団東京管理局
優秀賞

東名高速道路天竜川橋耐震補強工事
・施 工 者 (株)中村組
・工事場所 豊田町東名〜浜松市白鳥町
・工事概要 橋脚補強工(RC巻立)20基 橋脚防護工(RC構造)14基
現場代理人/寺田智秋 監理技術者/宇津本俊之
・発 注 者 日本道路公団東京管理局
優秀賞

袋井市袋井浄化センター建設工事その9
・施 工 者 鈴与・永井特定建設共同企業体(鈴与建設(株)・(株)永井組)
・工事場所 袋井市新池・袋井浄化センター内
・工事概要 基礎工/既製コンクリート杭(PHC杭+SC杭 口径700o 44m〜47m)
本体工/鉄筋コンクリート造(最初沈殿池、エアレーションタンク、最終沈殿池)
・設 計 者 日本下水道事業団
・現場代理人/伏見公年 監理技術者/杉本 淳
・発 注 者 日本下水道事業団
優秀賞

平成12年度来光川稲妻堰及び樋管改築工事
・施 工 者 土屋建設(株)
・工事場所 南町仁田
・工事概要 堰・樋門・樋管工・護岸工 延長120m
・設 計 者 パシフィックコンサルタンツ(株)(名古屋市)
現場代理人/山口洋行 監理技術者/成田 隆
優良賞

平成12年度静清管内歩道整備工事
・施 工 者 (株)橋本組
・工事場所 静清国道維持出張所管内
・工事概要 歩道整備工事(透水性擬石平板ブロック)、情報BOX整備工事(FEP管布設)、1工区歩道整備/1,690u、2工区情報BOX工整備/延長1,569m
・設 計 者 国土交通省静岡国道工事事務所
・現場代理人・監理技術者/梅原克則
・発 注 者 国土交通省静岡国道工事事務所
優良賞

平成12年度安倍川福田ケ谷下護岸災害復旧工事
・施 工 者 五光建設(株)
・工事場所 静岡市福田ケ谷
・工事概要 延長220m
・現場代理人/佐藤幸司 監理技術者/杉浦四郎
・発 注 者 国土交通省静岡河川工事事務所
最優秀賞
平成13年度福田町立図書館建設工事
・施 工 者 林工・神田建設共同企業体((株)林工組・(株)神田建設)
・工事場所 福田町福田1552-1
・工事概要 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)延べ1,021u
・設 計 者 (株)中川猛一級建築士事務所(浜松市)
・現場代理人/山崎憲一
・発 注 者 福田町
優秀賞

仮称・富士市総合福祉センター新築工事
・施 工 者 石井・井出徳特定建設工事共同企業体((株)石井組・井出徳建設(株))
・工事場所 富士市本市場435-1
・工事概要 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造4階建延べ4,466u
・設 計 者 富士市建設部営繕課
・現場代理人/窪田實
・発 注 者 富士市
優秀賞

沼津市立高尾園建築主体工事
・施 工 者 加藤・川村特定建設工事共同企業体((株)加藤工務店・(株)川村組)
・工事場所 沼津市足高156-1
・工事概要 鉄筋コンクリート造2階建延べ3,221u
・設 計 者 (株)久米設計(東京都江東区)
・現場代理人・監理技術者/齋木貢則
・発 注 者 沼津市
優良賞

平成11年度大井川福祉センター建設工事(建築本体工事)
・施 工 者 平井工業(株)
・工事場所 大井川町宗高572-1
・工事概要 鉄骨鉄筋コンクリート造2階建一部平屋延べ3,293u
・設 計 者 (株)高橋茂弥建築設計事務所(静岡市)
・現場代理人・監理技術者/塩沢 馨
・発 注 者 大井川町
優良賞

坂口屋駿河の湯新築工事
・施 工 者 (株)石井組
・工事場所 沼津市岡の宮1265-3
・工事概要 鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建塔屋1階付延べ2,098u
・設 計 者 (株)三橋建築設計事務所(東京都千代田区)
・現場代理人/川口邦夫
・発 注 者 坂口屋興業(株)
優良賞

風の館新築工事
・施 工 者 須山建設(株)
・工事場所 浜松市山手町39-1
・工事概要 鉄筋コンクリート造3階建延べ728u
・設 計 者 山田建築工房(大阪市)
・現場代理人/山田 悟
・発 注 者 晝間日出男
第19回静岡県建設業協会賞審査委員
委 員 長 (建築) 山梨 清松 静岡県建築士会相談役
副委員長 (土木) 中島 英輔 日本建設機械化協会施工技術総合研究所長
委  員 (土木) 土井 弘次 国土交通省中部地方整備局静岡国道工事事務所長
(建築) 竹田 隆夫 国土交通省中部地方整備局静岡営繕工事事務所長
(土木) 境  道男 国土交通省中部地方整備局静岡河川工事事務所長
(土木) 久保田 守 静岡県土木部技監
(建築) 近藤 昌利 静岡県都市住宅部建築住宅総室長
(土木) 野村 敏明 静岡県農業水産部農山村整備総室長
(建築) 杉浦 芳明 静岡県建設業協会理事
(土木) 谷  昌行 静岡県土木施工管理技士会長
(土木) 大石 庄十 静岡県建設業協会担当副会長
(土木) 土屋 昭司 静岡県建設業協会土木・建築委員会委員長
(土木) 大橋 義久 静岡県建設業協会土木・建築委員会副委員長(土木)
(建築) 河津 市元 静岡県建設業協会土木・建築委員会副委員長(建築)
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◎会議と催し
1/6 静岡県知事新春挨拶
8 VE講習会
14 賀詞交換会
20 総務委員会
土木・建築委員会
22 労務委員会
22〜23 建設業経理事務士受験準備講習会
23 建設業協会賞審査委員会
建築5団体建築文化研究会講演会
28 経営講習会(三島)
29 第11回常任理事会
30 第10回事務局長会議
31〜2/1 総務委員会視察
2/4 建設業協会賞建築部門現地調査
6 建設業協会賞建築部門現地調査
12 広報部会
19 総務委員会正副委員長会議
20 情報・IT対策委員・ワーキンググループ合同会議
21 正副会長会議
第12回常任理事会
24 第11回事務局長会議
26 環境・災害対策委員会
3/3 広報部会
6 建設業協会賞土木部門ヒアリング
9 第22回建設業経理事務士検定試験
10〜11 建設業セーフティネット構築緊急事業経営講習会(沼津)
11〜12 建設業セーフティネット構築緊急事業経営講習会(静岡)
12 静岡県・神奈川県災害対策連絡協議会(神奈川県)
建設業協会賞審査会
12〜13 建設業セーフティネット構築緊急事業経営講習会(浜松)
14 第12回事務局長会議
17 団体長会議
26 正副会長会議
第13回常任理事会
第2回理事会・総会・評議員会



◎社名・代表者・住所変更
新 住建総合建物サービス
   (株)静岡支社(静岡協会)
旧 (株)静岡工務店 
住所 静岡市伝馬町24-2
    住建ビル2階 
電話 054−253−3540 
FAX 054−273−1204

◎住所変更
山幸建設(株)(沼津協会)
新 御殿場市増田129-4
旧 御殿場市川島田616-2
(株)酒井建設(富士協会)
新 富士市伝法字南川原3653
旧 富士市南町9-30
(株)東海フォレスト(島田協会)
新 島田市4379(東海パルプ内)
旧 島田市向島町4379
(株)エコワーク(島田協会)
新 島田市1703(中溝町)
旧 島田市中溝町1703

◎代表者変更
クリーンサービス(沼津協会)
新 益田  一
旧 堤  敏夫
福島(株)(富士協会)
新 福島 一元
旧 福島  栄
久保田建設(清水協会)
新 久保田信子
旧 久保田駿之介
(株)石井組浜松支店(浜松協会)
新 支店長 手塚 隆善
旧 支店長 佐藤 清人

◎退 会
(有)石井組(三島協会)
代表者 石井 友義
沼津土木建築工業(株)(沼津協会)
代表者 鈴木 量寿
小長井建設(株)(清水協会)
代表者 小長井 昭 宏
齋藤建設(株)(清水協会)
代表者 齋藤 公敏
健栄建設(株)(清水協会)
代表者 杉山 圭一郎
森山建設工業(株)(清水協会)
代表者 森山 健一
櫻井建設(株)(清水協会)
代表者 瀧田  進
佐藤建設工業(株)(静岡協会)
代表者 佐藤 智廣
(株)曽根組(静岡協会)
代表者 曽根 正久
ヒダ(株)(静岡協会)
代表者 肥田 隆輔
安藤建設(株)静岡支店(静岡協会)
代表者 芳野 栄文
地崎工業(株)静岡営業所(静岡協会)
代表者 望月 貞男
戸田建設(株)静岡総合営業所(静岡協会)
代表者 光用  薫
河原建設(株)(天竜協会)
代表者 河原 與志雄
若築建設(株)静岡営業所(浜松協会)
代表者 橋本  剛
大成ロテック(株)静岡営業所(浜松協会)
代表者 前津  任

◎役員異動
参  与 中村  進(浜松協会)
常任理事 伊藤  孝(浜松協会)
旧     中村  進
評議員退任 石井 友義(三島協会)
評議員  小野 安由(沼津協会)
旧     栗林 義人
評議員  芹澤 實作(沼津協会)
旧     大塚 由廣
評議員退任 伏見 知行(静岡協会)
評議員  藁科  剛(島田協会)
旧     藁科 芳三

◎職員異動
山本 順一
社団法人静岡県建設産業団体連合会専務理事兼社団法人静岡県建設業協会事務局長
松本 雅人
社団法人静岡県建設業協会常務理事代行兼参事
中津川 薫
社団法人静岡県建設業協会非常勤嘱託
服部 重之
社団法人静岡県建設業協会非常勤嘱託
平野 英夫
社団法人静岡県建設業協会非常勤嘱託
見城 利枝
社団法人静岡県建設業協会主事兼社団法人静岡県建設産業団体連合会兼務
安田 葉月
社団法人静岡県建設産業団体連合会主事兼社団法人静岡県建設業協会兼務
増田希久子
静岡県建設業厚生年金基金主事
山本 成美
建設業労働災害防止協会静岡県支部主事

3月26日に開かれた県建協の予算総会。写真上はあいさつする
生子会長

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 編集後記  広報部会委員
 市町村合併の問題は、行政サイドでは合併に関する委員会を設置し、住民に対してその経過を報告し、合併か否か、合併するならどのパターンか最終的には民意に委ねるというのが、基本的な対応のようですが、大方の一般住民には、その中身が煩雑で、分かりにくく、「行政が判断できないものを我々に答えを出せといわれても困る」というところが本音だろう。合併の先進地である「さいたま市」の建設業界の合併後の様子を取材して、これから合併に向けての礎になればと特集に取り上げました。合併問題を考えるには、業界、世代、環境、歴史等さまざまの問題を考えていかなければということを改めて感じました。
(夏目)
担当副会長 秋山 錠介 ((株)アキヤマ 天竜協会)
委 員 長 木内 藤男 (木内建設(株) 静岡協会)
副委員長 小野  徹 (小野建設(株) 三島協会)
委   員 江幡 文雄 (河津建設(株) 下田協会)
委   員 勝間田良秋 (勝良建設(株) 沼津協会)
委   員 遠藤 典生 ((株)藤島組 富士協会)
委   員 市川 貴通 ((株)共立市川土木 清水協会)
委   員 紅林 孝宜 (紅林建設(株) 静岡協会)
委   員 原 廣太郎 ((株)原小組 島田協会)
委   員 鈴木 和男 ((株)鈴恭組 袋井協会)
委   員 川井 啓介 (川井建設(株) 浜松協会)
委   員 夏目  悟 ((株)夏目工務店 天竜協会)
特別委員 松井 勝利 ((株)建通新聞社)
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