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「富士市」広見公園は隠れた名所
バラ園から富士山を  そんなわが街には数多くの見所がありますが、今回は豊かな自然と歴史を満喫できる隠れた名所・広見公園をご紹介します。広見公園は東名富士インターから300メートルほど北にある富士市を代表する総合公園。ここは富士山が美しく見えるだけでなく、富士市街や駿河湾も見下ろすことができる絶景ポイントであり、春には桜、初夏には富士市民の花であるバラが咲き誇る花の名所です。1367ヘクタールの広い園内は、各県の樹木を集めた「全国県木の森」、彫刻作品が並ぶ「彫刻の森」、富士市の歴史が学べる「ふるさと村」といった8ゾーンに分かれています。
富士市立博物館
 このうち「ふるさと村」には市立博物館と歴史民族資料館があり、富士市の歩みや地場産業である紙づくりの歴史を紹介しています。さらに屋外展示として地元の歴史的建築物を復元移築したものを公開。奈良時代の竪穴式住居や高床式倉庫、江戸時代の代官や豪農の家、明治時代の小学校、大正時代の医院など9つの建物が公園内に点在しています。市立の博物館でここまでの展示がしてあるところは珍しいと言われています。
  自然あふれる公園を散策しながら、富士市の歴史だけでなく建築の歴史も学べる魅力いっぱいのスポットです。お近くにいたした際には足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
明治の始めに製紙工場で使われていた機械。アメリカ製を輸入して使っていた 富士市立博物館・歴史民族資料館のインフォメーション
 「高床式倉庫」
「樋代官長屋門」 江戸時代末期のものと伝えられる市内唯一の長屋門
「高床式倉庫」 奈良時代に東名富士IC周辺に営まれた東平遺跡から発掘された
「樋代官植松家住宅」
「樋代官植松家住宅」
「原泉舎」
「原泉舎」江戸時代に寺の土蔵として建てられ、明治時代には小学校の仮教場としても使われた。入り口の左右には漆喰のこて絵が描かれている 「樋代官植松家住宅」 江戸時代の住宅としては珍しい2階建て建築
「杉浦医院」 「眺峰館」
「杉浦医院」 大正時代の建築。一見すると洋風の建物だが、2階には和室があり、1階が医院として使われた 「眺峰館」明治時代に建てられた料理店の玄関。3階から富士山の眺めがよかったためこの名がつけられた
富士市ホームページ
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