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ご存知のように熱海は国内でも有数の温泉地で毎年多くの観光客が訪れます。
観光に携わる人々だけでなく、私達のように他産業で働いていてもお客さんに気持ちよく観光してもらおうという「もてなし」の心を持つ事が大切だと思います。
何か私達でも身近でできる事はないかと考え、陸と海の玄関口である熱海駅と熱海港をきれいにしていこうという事で、昨年の4月から毎月1日を活動日と定め、周辺の清掃活動を行ってきました。
昨年には市議会において熱海サンビーチ等禁煙条例も定められ、サンビーチが全国でも3番目の禁煙海水浴場に指定され、その他の公共の場所においてもタバコのポイ捨てをしないように定められました。
ごみやタバコの吸殻など落ちていないきれいな街づくりをしていく事は、気持ち良く観光してもらう為のもてなしの第一歩ではないでしょうか。
熱海土木事務所の所長さんから聞いた話ですが、湯布院に奥様と旅行した際に駅前の看板で宿を探していたら、測量をしていた現場の所長さんとみられる方が「どちらかお探しでしょうか？」と声をかけてくれ親切に案内をしてくれたとの事で、湯布院という町はもてなしの心が住んでいる人達の間で徹底しているなと感心したそうです。
建設業における地域社会への貢献というと災害復旧などのハード面が強調されがちですが、これからはその街に住んでいる人々が快適に暮らせて、他から訪れる観光客がまた、来てみたいと思える魅力ある街づくりに対してソフト面で貢献していく事も大切ではないでしょうか。
湯布院の作業所長さんのように、たった一人の行動でも街と建設業のイメージアップにつなげる事はできると思います。
今後も活動を続け微力ながら観光地としての熱海のイメージアップ、きれいな街づくりに寄与できればと思います。
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