ちょっと紹介特別編

御朱印(帳)と旅の思い出

クリーンサービス株式会社
大山春海


「パワースポット」雑誌やテレビなどでよく特集が組まれ、耳にすることも多いと思います。
 昔の言葉で言えば「パワースポット」とは、「聖地」や「霊場」であり、自然の力をはじめ、神社の神様が持つ力であったり、土地が持つ磁力であるなど、諸説存在しています。


霊場恐山・御朱印 霊場恐山・御朱印帳
▲霊場恐山・御朱印 ▲霊場恐山・御朱印帳
霊場恐山・総門
▲霊場恐山・総門

日本の「パワースポット」は、"良い波動=パワー"がもらえる神聖な場所でありエネルギースポットとかスピリチュアルスポットという言い方で表現されることもあります。 神社・仏閣大好き人間の私など「パワースポット」だと聞くと、今すぐにでも飛んで行きたい気分になります。

2000年代には、神社仏閣などを巡る聖地巡礼ブームが起き、パワースポットブームなどもあり、『歴女・女性歴史ファン』に続き、ここ最近の御朱印人気により「御朱印ガール」と呼ばれる女性も登場し、老若男女を問わず御朱印・寺社巡りが定着した感があります。
 御朱印は、お寺や神社へ参拝した証しとしていただく、押印と墨書きの印のこと。諸説ありますが、寺社に写経を納めた際の受付印であったとする説が有力だそうです。
 必然と言えば必然ですが、神社・仏閣大好き人間の私も、れっきとした『御朱印ボーイ?・・年齢不詳』であります。

出雲大社(平成の大遷宮) 出雲大社・御朱印
▲出雲大社(平成の大遷宮) ▲出雲大社・御朱印
北野天満宮
▲北野天満宮
晴明神社・御朱印 晴明神社(京都)・御朱印帳
▲晴明神社・御朱印 ▲晴明神社(京都)・御朱印帳
元旦・初日の出(熱海にて)
▲元旦・初日の出(熱海にて)
二見興玉神社(御朱印) 夫婦岩
▲二見興玉神社(御朱印) ▲夫婦岩

「旅を楽しみながら神社・仏閣を詣でて御朱印を頂くのも楽しみですが、その地の御朱印帳を購入するのもまた楽しみのひとつです。御朱印帳の表紙は、各社寺によりその由来・物語などをモチーフにした表装などなど個性あふれるものばかりです。

御朱印(帳)ボーイである私にとりましては、どれも総て購入したいのはやまやまですが・・・、特に気に入った御朱印帳はつい購入してしまうので、いつの間にか手元には幾冊もの御朱印帳があります。
御朱印は、古い書体の文字や梵字、寺社にゆかりのある動植物をモチーフにした押し印などと、書く方によって力強いもの、優しくおだやかなもの、清楚な筆づかいなど、そして墨色と朱色のコントラストが非常に美しい多種多様な御朱印があります。


賀茂(御朱印) 賀茂(御朱印帳・表)
▲賀茂(御朱印) ▲賀茂(御朱印帳・表)
富士宮(御朱印) 富士宮(御朱印帳・表)
▲富士宮(御朱印) ▲富士宮(御朱印帳・表)

御朱印には日付が入っていますので、旅の後振り返って御朱印帳を開くと、ひと時どんなお寺でどんな仏様を拝んだのか、どんな神社を参拝したのか、その時の「ご縁」で授かった旅の思い出につながっていきます。

三島大社・来宮神社御朱印
▲三島大社・来宮神社御朱印

いまでは、御朱印帳を絵画スタンドにセットし、家の数か所に置き日々心新たに拝しています。本来の目的とは少し違いますが、このように御朱印をアートとして鑑賞し楽しんでもいます。

御朱印帳スタンド(熊野本宮・那智別宮御朱印) 那智の大瀧
▲御朱印帳スタンド
(熊野本宮・那智別宮御朱印)
▲那智の大瀧